2008年3月9日 TSS例会
当日の参加者は8名。
プレイされたゲームは、トワイライトインペリウム第3版(FFG)等です。
他にもT島さんとK藤2号さんがなにか作戦級をプレイしていたようですが、詳細は不明です。
トワイライトインペリウム第3版は4人プレイです。
イサリル-Hさん、メンタク−T之内さん、サーダックノール−Y口さん、ナールの私の4人です。
セットアップは星なし、星ありのタイルをそれぞれ均等に分けて、プレイヤー間で極端に差が開かないようにしています。それでも、惑星数までは均等にしていないため、かなり差が開きました。優位にあったのは、イサリルとサーダックノールで2惑星タイル4つを得ていました。メンタクとナールは2惑星タイル2つです。特にメンタクは各惑星の数値も低く、赤貧にあえぐ展開となります。ナールはそれほどでもなく、安価な戦闘機中心の軍備を整えていたこともあって、それなりについて行っていました。
公開勝利条件はトレードグッズ6個でVP1を買うものでした。
第1ターン。
じゃんけんでスピーカープレイヤーはナールに決定します。
ナールはコマンド中心に考えているため、リーダーシップ戦略を選択し、2週目には貿易戦略を選択します。
次はイサリルで、技術戦略、外交戦略を選択します。
次のメンタクは、生産戦略、官僚戦略を選択します。
最後のサーダックノールは、集会戦略、戦争戦略となります。
第1ターンは勢力拡大期です。各種族は中立星系を支配下におさめていきます。それに最も成功したのはイサリルです。高速空母2隻をセットアップから有している上に1隻を新たに建造して3星系を占領し、更に外交戦略で1惑星を支配し、一気に7惑星を支配し、メカトールレックスに隣接します。
他の3種族は2星系を支配するのがやっとです。ただし、サーダックノールはアクションカードを使用してメカトールレックスに隣接する星系まで進出します。
このターンに公開された勝利条件は、スペースドック3つ建造です。
第2ターン。
スピーカープレイヤーのサーダックノールは技術戦略を真っ先に取り、2枚目は外交戦略を選択します。
次のナールは貿易戦略を選択し、2枚目は集会戦略を取ります。集会戦略は主能力よりも副能力の方がおいしいので、できれば取りたくはないのですが、ここで取らないと、次のイサリルが取るのは間違いなく、そうすると次のターンの戦略選択が最後になってしまい、それを避けたかったためです。
イサリルは、リーダーシップ戦略、官僚戦略です。
メンタクは、生産戦略、戦争戦略でした。
このターンで中立星系の分割が完了し、残る中立星系はメカトールレックスだけとなります。各種族が領有した星系はセットアップで配られたタイルとなりますので、必然的にイサリル、サーダックノールが有利となります。
それでも、各種族とも、メカトールレックス隣接星系に進出しており、軍事的にもさほど差はありません。強いて言うなら、メカトールレックスに隣接する2惑星星系を得ているイサリルとサーダックノール、特にそこにスペースドックを建造したサーダックノールが優勢でしょうか。
このターン公開の勝利条件は、技術5つでVP1です。
第3ターン。
コマンドを重視するナールはリーダーシップ戦略と官僚戦略を選択します。
イサリルは生産戦略、集会戦略と、第2ターンにナールが恐れた展開となってしまいます。
メンタクは技術戦略、外交戦略。
サーダックノールは、貿易戦略、戦争戦略です。
国力が事実上の上限に達したため、各種族は軍備の増強、技術開発にいそしみます。プレイ中はそうは感じなかったのですが、改めて写真を見てみると、ナールの軍備増強に著しいものがあります。戦闘機戦力が強い種族なので、戦闘機多数を生産したためものすごい物量になっていました。それでいて戦艦もそれなりに建造していたため単純に艦隊戦力としては最強だったのではないでしょうか?尤も戦略機動力に難点があるため戦力は分散しており、攻勢に出るには力不足でした。手持ちのアクションカードも戦闘補助のカードに乏しかったこともあります。ただ、その分技術開発に後れを取っていたことは否めず、ゲーム中一度も技術戦略をとらなかったこともあって常に他種族よりも1つ技術が少ない状態でした。
貿易戦略を取ったサーダックノールは、自らを閉め出していた、宇宙の貿易を一旦白紙に戻し、サーダックノール中心に再編成します。これにより大きな打撃を受けたナールは次のターンに貿易戦略を取ることを心に誓います。
このターン公開された勝利条件は技術4色でVP1です。
これはナールが条件を満たし、他の種族は前ターンに出た勝利条件の技術5つを満たして、全種族1VPを得ます。
第4ターン。
イサリルは技術戦略、外交戦略。
メンタクは生産戦略、集会戦略。
サーダックノールは極端なコマンド不足に陥っていたため、リーダーシップ戦略、官僚戦略を取ります。
ナールは思惑通り、貿易戦略を取り、残り物の戦争戦略を取らされます。
イサリルが遂にワーサンを完成させます。
サーダックノールが動き、メカトールレックスを占領します。しかし、それに対する他の種族の動きは鈍く、これに対する反応はありません。唯一、ナールが隣接星系に戦闘機12の大兵力を集結したのみです。
このターン公開の勝利条件は同色技術3つでVP1です。今回技術系の勝利条件が多かったです。
各種族はスペースドック、技術5つ、技術4色の勝利条件を満たし、ナール以外は同色3つの勝利条件も満たしています。
メカトールレックスを占領したにもかかわらず、サーダックノールは秘密勝利条件の達成はありませんでした。
第5ターン。
メカトールレックスを占領したサーダックノールに外交戦略を渡してはいけないと忠告したにもかかわらず、各プレイヤーは無視。欲望の赴くままの戦略選択を行います。
メンタクは、技術戦略、集会戦略。
サーダックノールは、生産戦略と勿論、外交戦略。
ナールは、貿易戦略、官僚戦略。
イサリルは、リーダーシップ戦略、戦争戦略。
当然メカトールレックスは聖域とされ、このターン進入不可となります。
このターンは経済的にとてもバブリーでした。メンタク、サーダックノールがアクションカードで10個ほどのトレードグッズを得ていた上に、技術クーポンは種類を問わず有効という法律が可決されたため技術開発が非常に安価に行えるようになったためです。
その影響もあって、メンタクもワーサンの建造を成功させます。
ナールはメカトールレックス隣接星系に戦艦3、空母2、戦闘機12を集結し、次ターンの決戦準備を完了します。
、、、と、ここで、時間切れお開きとなってしまいました。結局この日は一度も戦闘が戦われることはありませんでした。
秘密勝利条件は、以下のようなものでした。
イサリルが一番難しい、他種族の本星占領。
サーダックノールは忘れたましたが、メカトールレックスは全く関係ないものでした。
ナールはメカトールレックスにスペースドックを建造し、戦艦4隻を配置すること。
メンタクもメカトールレックスを占領して何かすることだったはずです。
結局達成した種族はありませんでした。
一応、時間切れの時点で勝利得点が一番多かったのは、サーダックノールだったかな。
種族としてのイサリルは非常に使い勝手が良いですね。序盤の進出は早く、速攻も可能ですし、アクションカードを山のように蓄積できるので、持久戦にも有利と弱点がありません。
ナールは可もなく不可もなく、悪くはないと思います。
サーダックノールは本当に戦闘馬鹿なので、あまり良くないですね。
メンタクは最低です。戦闘時の能力は数が決められているので大したことはないし、セットアップ時のコマンドが一個多いのはうれしいけど、微々たるもの、最大の特長の泥棒能力もトレードグッズ2個以下だと駄目なので、発動することはあり得ないし。
今回のプレイでは、ディープスペースキャノンのルールがどうも納得がいかないのと、何のために存在しているのか分からないような効果のアクションカードがあるのが、気になりました。
しかし、山札から好きなアクションカードを一枚自分のものにできるという効果のアクションカードはひどいな。あの大量なカードから選び出すなんて何を考えているのやら、、、。
プレイされたゲームは、トワイライトインペリウム第3版(FFG)等です。
他にもT島さんとK藤2号さんがなにか作戦級をプレイしていたようですが、詳細は不明です。
トワイライトインペリウム第3版は4人プレイです。
イサリル-Hさん、メンタク−T之内さん、サーダックノール−Y口さん、ナールの私の4人です。
セットアップは星なし、星ありのタイルをそれぞれ均等に分けて、プレイヤー間で極端に差が開かないようにしています。それでも、惑星数までは均等にしていないため、かなり差が開きました。優位にあったのは、イサリルとサーダックノールで2惑星タイル4つを得ていました。メンタクとナールは2惑星タイル2つです。特にメンタクは各惑星の数値も低く、赤貧にあえぐ展開となります。ナールはそれほどでもなく、安価な戦闘機中心の軍備を整えていたこともあって、それなりについて行っていました。
公開勝利条件はトレードグッズ6個でVP1を買うものでした。
第1ターン。
じゃんけんでスピーカープレイヤーはナールに決定します。
ナールはコマンド中心に考えているため、リーダーシップ戦略を選択し、2週目には貿易戦略を選択します。
次はイサリルで、技術戦略、外交戦略を選択します。
次のメンタクは、生産戦略、官僚戦略を選択します。
最後のサーダックノールは、集会戦略、戦争戦略となります。
第1ターンは勢力拡大期です。各種族は中立星系を支配下におさめていきます。それに最も成功したのはイサリルです。高速空母2隻をセットアップから有している上に1隻を新たに建造して3星系を占領し、更に外交戦略で1惑星を支配し、一気に7惑星を支配し、メカトールレックスに隣接します。
他の3種族は2星系を支配するのがやっとです。ただし、サーダックノールはアクションカードを使用してメカトールレックスに隣接する星系まで進出します。
このターンに公開された勝利条件は、スペースドック3つ建造です。
第2ターン。
スピーカープレイヤーのサーダックノールは技術戦略を真っ先に取り、2枚目は外交戦略を選択します。
次のナールは貿易戦略を選択し、2枚目は集会戦略を取ります。集会戦略は主能力よりも副能力の方がおいしいので、できれば取りたくはないのですが、ここで取らないと、次のイサリルが取るのは間違いなく、そうすると次のターンの戦略選択が最後になってしまい、それを避けたかったためです。
イサリルは、リーダーシップ戦略、官僚戦略です。
メンタクは、生産戦略、戦争戦略でした。
このターンで中立星系の分割が完了し、残る中立星系はメカトールレックスだけとなります。各種族が領有した星系はセットアップで配られたタイルとなりますので、必然的にイサリル、サーダックノールが有利となります。
それでも、各種族とも、メカトールレックス隣接星系に進出しており、軍事的にもさほど差はありません。強いて言うなら、メカトールレックスに隣接する2惑星星系を得ているイサリルとサーダックノール、特にそこにスペースドックを建造したサーダックノールが優勢でしょうか。
このターン公開の勝利条件は、技術5つでVP1です。
第3ターン。
コマンドを重視するナールはリーダーシップ戦略と官僚戦略を選択します。
イサリルは生産戦略、集会戦略と、第2ターンにナールが恐れた展開となってしまいます。
メンタクは技術戦略、外交戦略。
サーダックノールは、貿易戦略、戦争戦略です。
国力が事実上の上限に達したため、各種族は軍備の増強、技術開発にいそしみます。プレイ中はそうは感じなかったのですが、改めて写真を見てみると、ナールの軍備増強に著しいものがあります。戦闘機戦力が強い種族なので、戦闘機多数を生産したためものすごい物量になっていました。それでいて戦艦もそれなりに建造していたため単純に艦隊戦力としては最強だったのではないでしょうか?尤も戦略機動力に難点があるため戦力は分散しており、攻勢に出るには力不足でした。手持ちのアクションカードも戦闘補助のカードに乏しかったこともあります。ただ、その分技術開発に後れを取っていたことは否めず、ゲーム中一度も技術戦略をとらなかったこともあって常に他種族よりも1つ技術が少ない状態でした。
貿易戦略を取ったサーダックノールは、自らを閉め出していた、宇宙の貿易を一旦白紙に戻し、サーダックノール中心に再編成します。これにより大きな打撃を受けたナールは次のターンに貿易戦略を取ることを心に誓います。
このターン公開された勝利条件は技術4色でVP1です。
これはナールが条件を満たし、他の種族は前ターンに出た勝利条件の技術5つを満たして、全種族1VPを得ます。
第4ターン。
イサリルは技術戦略、外交戦略。
メンタクは生産戦略、集会戦略。
サーダックノールは極端なコマンド不足に陥っていたため、リーダーシップ戦略、官僚戦略を取ります。
ナールは思惑通り、貿易戦略を取り、残り物の戦争戦略を取らされます。
イサリルが遂にワーサンを完成させます。
サーダックノールが動き、メカトールレックスを占領します。しかし、それに対する他の種族の動きは鈍く、これに対する反応はありません。唯一、ナールが隣接星系に戦闘機12の大兵力を集結したのみです。
このターン公開の勝利条件は同色技術3つでVP1です。今回技術系の勝利条件が多かったです。
各種族はスペースドック、技術5つ、技術4色の勝利条件を満たし、ナール以外は同色3つの勝利条件も満たしています。
メカトールレックスを占領したにもかかわらず、サーダックノールは秘密勝利条件の達成はありませんでした。
第5ターン。
メカトールレックスを占領したサーダックノールに外交戦略を渡してはいけないと忠告したにもかかわらず、各プレイヤーは無視。欲望の赴くままの戦略選択を行います。
メンタクは、技術戦略、集会戦略。
サーダックノールは、生産戦略と勿論、外交戦略。
ナールは、貿易戦略、官僚戦略。
イサリルは、リーダーシップ戦略、戦争戦略。
当然メカトールレックスは聖域とされ、このターン進入不可となります。
このターンは経済的にとてもバブリーでした。メンタク、サーダックノールがアクションカードで10個ほどのトレードグッズを得ていた上に、技術クーポンは種類を問わず有効という法律が可決されたため技術開発が非常に安価に行えるようになったためです。
その影響もあって、メンタクもワーサンの建造を成功させます。
ナールはメカトールレックス隣接星系に戦艦3、空母2、戦闘機12を集結し、次ターンの決戦準備を完了します。
、、、と、ここで、時間切れお開きとなってしまいました。結局この日は一度も戦闘が戦われることはありませんでした。
秘密勝利条件は、以下のようなものでした。
イサリルが一番難しい、他種族の本星占領。
サーダックノールは忘れたましたが、メカトールレックスは全く関係ないものでした。
ナールはメカトールレックスにスペースドックを建造し、戦艦4隻を配置すること。
メンタクもメカトールレックスを占領して何かすることだったはずです。
結局達成した種族はありませんでした。
一応、時間切れの時点で勝利得点が一番多かったのは、サーダックノールだったかな。
種族としてのイサリルは非常に使い勝手が良いですね。序盤の進出は早く、速攻も可能ですし、アクションカードを山のように蓄積できるので、持久戦にも有利と弱点がありません。
ナールは可もなく不可もなく、悪くはないと思います。
サーダックノールは本当に戦闘馬鹿なので、あまり良くないですね。
メンタクは最低です。戦闘時の能力は数が決められているので大したことはないし、セットアップ時のコマンドが一個多いのはうれしいけど、微々たるもの、最大の特長の泥棒能力もトレードグッズ2個以下だと駄目なので、発動することはあり得ないし。
今回のプレイでは、ディープスペースキャノンのルールがどうも納得がいかないのと、何のために存在しているのか分からないような効果のアクションカードがあるのが、気になりました。
しかし、山札から好きなアクションカードを一枚自分のものにできるという効果のアクションカードはひどいな。あの大量なカードから選び出すなんて何を考えているのやら、、、。
by U1_KAZAMA | 2008-03-13 02:16 | トワイライトインペリウム